リラックス、瞑想及びイメージトレーニング(その3)
バブルメディテーション(水辺の泡による瞑想)
呼吸を数える瞑想の代替方法は、「バブルメディテーション(水辺の泡による瞑想)」と呼ばれるヨーロッパの技法があります。適切に瞑想を行うためには、二つのことをしなければなりません。1)ゆっくりと呼吸すること、2)ゆっくりと思考すること。これらの二つのことをすることによって、心は静穏の内部に旅し、悩みを解消し、疑念を晴らします。
バブルメディテーション(水辺の泡による瞑想)を始めるためには、次のことが重要です。
1)ゆったりとまた自由に座ることができるゆるい服を着用します。
2)背骨と首を長くし、頭を上のほうに引っ張ります。
3)腹又は体の精神的な中心部に注意力を集めます。
4)腹又は身体の精神の中央部にあなたの注意を集中させます。このエネルギーの中心はへそから約2インチ(訳注:5.08cm)下に位置します。
実施方法
- 腹から3〜4回の深呼吸をし、あなたの前に静かな池を目に見えるように描きます。
- 澄み切った青い水、水面に浮かんでいるスイレンの葉及びそよ風に揺れるアシなど、池の様々な光景を思い描きます。
- 水面下で、かなり意識的に自由に呼吸できるということを想像します。
- 想像した水辺から歩いて水に入って、池の底で座ることがきできる快適な場所を見つけます。
- 水の中でも呼吸は大変簡単です。リラックスし、水の流れに身を任せます。
- 呼吸をするとき、呼吸により生ずる水面へ漂うとする泡を目に見えるように描きます。
- 水面に浮く泡が見えるので、瞑想してあなたの心に入っている考えを現れる泡の一つ一つに封じ込めてみましょう。
- 泡が水面に達し、泡が破れて、空気に漂うまで、ゆっくりと泡が水面に浮くことをまかせます。
- 瞑想してあなたの心に浮かぶ様々な考えは、泡に封じ込めないといけません。たとえ、「なぜ私はこれをしているのか」、「このことがどう役に立つのか」、「泡を想像することができない」などという自問をするとしてもです。これらの考えの一つ一つを泡に封じ込めます。
- いったん、それぞれの考えを泡封じ込めることが完了すると、それは流れ出すことができ、泡をゆっくりさせていると想像することによって、上昇速度は遅くなり始めます。泡の速度を減速するために呼吸をゆっくりします。何の考えも含まない一つか二つの泡になるまでこれを続けます。
- この瞑想は5〜10分間で実施すべきです。
あるがままを受け入れる方法
私たちの頭の中で毎日続く混乱を追い出すことができれば、私たちの心はより健全であり、私たちの身体は進んで病気をいやそうとします。ユングが「あなたは自分の無意識を分析することができるのみならず、無意識にあなたを分析させることができる。」と言っているように、ときには、考えたり、行動したりする代わりに、単に逃げ出すことが最善のときがあります。あるがままにすること、瞑想すること、思い描くこと、又は私たちの体をいやすほかの技法は、私たちの悲しみを忘れること、あるいは不思議な力で悲しみをなくすことを意味しません。実際に、それは自己崩壊の兆候又は勇気の潜在的な欠如として保持することではなく、悲しみを受け入れること、悲しみをいやすためにそれを見つめることを意味します。
インドの伝説は、猿を捕まえるためにココナッツに穴を空ける方法があると次のように物語っています。
猟師は、猿がココナッツに手を突っ込むのにちょうど良い大きさの穴を空けるでしょう。猟師は、きりでもう一方に二つのより小さな穴を空け、針金をそこに通し、木の根元にココナッツをしっかり固定するでしょう。ココナッツにバナナを入れた後に、猟師は隠れて猿を待つでしょう。猿はココナッツに手を入れて、バナナをつかみます。穴は大きいので、開いた手は入りますが、最初は出せません。すべての猿が自由になるためにしなければならないことは、バナナを手離すことです。しかし、多くの猿は手離そうとしないのです。
私たちの知恵にもかからず、私たちの精神は次の二つの方法に囚われ続けています。私たちは、楽しいものをつかもうとし、それは決して変わらないものとしてすがりつきたいと思っています。さらに、私たちは、恐ろしいもの、悲しいこと又は苦痛は追いやりたいと思っています。私たちの精神の中では追いやること、引き寄せることが続いていますが、苦しい経験は決して去らず、楽しい経験は決して大きくなりません。解き放とうとする過程においては、いかなる経験も空想的に扱われませんし、拒絶もされません。あるがままのすべての経験を受け入れ、それら及び私たちの生活に起こり得る可能性を凝視しましょう。つかもうとし、追いやろうとする私たちの精神を凝視するとき、これらの心のはずみ及び目的を解き放すことを思い起こすことは重要なことです。道を見つける一つの方法は、考え続けているものやどのようなものを解き放とうと感じているのかを想像することです。眠る前にあなたが何を思っているのか感じる練習をしましょう。眠ることは解き放つことに似ています。あなたの思考をゆっくりさせ、筋肉をリラックスさせ、解き放とうとする道をたどり、眠りがあなたに用意しているものに身を任せましょう。あなたの痛み及び喜びは依然としてありますが、いやしによる自然な静穏及び新たな認識があなたの体に浸みこんでいきます。
出典が示されているもの以外は、ウェンディ・シェリダンが執筆又は編集したものです。
このページは、2007年9月16日日曜日に最終修正が行われました。
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リラックス、瞑想及びイメージトレーニング(その4)
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原本:2007.05.19 12:01
更新:2008.01.13 06:43
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