ストーマ(排泄口)及び回腸導管(その1)

 ローニ・オルセン

 情報−どこでストーマ装具などを見つけますかなど
 ストーマ(排泄口)周囲のヘルニアについての情報は、このページの下の方を御覧ください。

Q&A及びその他の情報

 回腸導管--また、ブリッカーループ(訳注:ブリッカーは1908年生まれの米国の泌尿器科医。ブリッカー手術は集尿のため回腸導管をつくる手術。ループは系蹄(管状構造の屈曲部)です。)と回腸ループと呼ばれるもの--と外部装具によって、数万人のウロストメイト(尿管瘻造設患者)は、完全に、活発に、幸福に暮らしています。

 回腸導管は、尿が腹部の筋(訳注:腹斜筋や腹直筋などの特に前外側部の筋)のストーマ(排泄口)から滴るとき、尿を収集するために外部装具(またパウチ(袋)又はバッグと呼ばれます。)を必要としています。ストーマ(排泄口)のサイズ、形及び位置は、装具を選ぶときに、検討される必要があります。信頼できて、漏れへの耐性があり、快適な装具を見つける前に、いくつか異なる装具を試す必要があることは異常でありません。尿路ストーマ(排泄口)の多くの経験があるET看護師(ストーマ療法看護師 (enterostomal therapy nurse) (人工肛門造設患者などのケアにあたる看護師))は、非常に役立ち得ます(下記を御参照ください。)

 腎臓への尿の逆流、腎感染及び尿管狭窄は、回腸導管では珍しくありません。腎臓を適切に洗い流し続けるようにしておくのに役立てるために、ウロストメイト(尿管瘻造設患者)は、毎日8杯から10杯の水を飲み、さらに可能であれば活発に、熱を出し又は発汗します。いかなる横腹・背中の痛み、熱、異常な強い臭い又は濃縮尿若しくは尿量の低下は、できるだけ早く泌尿器科医に報告されるべきです。

 ストーマ(排泄口)

 
 Q.すべてのストーマ(排泄口)は似ていますか?
 A.いいえ、ストーマ(排泄口)は雪片と同じくらい独特です。

 健康なストーマ(排泄口)、紅赤色で、尿とともに正常な腸液と粘液を分泌します。新しいストーマ(排泄口)は、腹部の上の丸い開口部に縫合されます。それは、数日間、はれて、膨張しており、手術後の膨張部分を適合させるのに十分に大きい表面プレートの開放を伴う装具を必要とします。ストーマ(排泄口)及び周辺の組織が癒えて、はれものが小さくなるときに、より小さな表面プレートの開口部を伴う装具は必要であるかもしれません。理想的には、ストーマ(排泄口)は、腹部(通常右側)の平らな部分の上のウエストライン下に位置し、皮の上にわずかに上げられ、深く身体が屈折する部分、傷跡、骨の突起部分又はほかの問題がある場所から離れているべきです。

 ストーマ(排泄口)は、いつでも形とサイズが変更するかもしれないけれども、ほとんどの変化は手術後の最初の6か月以内に起こります。ストーマ(排泄口)、問題がより早く起こらない限り、手術後の6週間は毎週点検・測定され、数か月間は毎月点・測定されるべきです。ストーマ(排泄口)は、また正常な身体の動きに応じて変化するかもしれません。立つときに丸いストーマ(排泄口)は、座る位置に変わるときに長円形になるかもしれません。ストーマ(排泄口)測定ガイドはストーマ(排泄口)の装具供給業者から入手可能なので、オストメイト(訳注:瘻造設患者、腸(尿管)瘻造設患者(人工肛門などをつくる造瘻術をうけた患者))は必要なら自分自身のストーマ(排泄口)の測定をすることができます。

 ストーマ(排泄口)は、それぞれそれ自身の独自の装具要件とともにすべての形とサイズがあります。理想的なストーマ(排泄口)は、直径5/8〜3/4インチ(訳注:1.5875〜1.905cm)で、腹部の平らな部分から1/16〜1/8インチ(訳注:0.15875〜0.3175cm)の所で突出するべきです。これは、実際、尿が囲口部の皮膚、ストーマ(排泄口)の周辺の皮膚上で尿が陥凹部に流れ込むことを防止するのに役立てる装具表面プレート囲口部にストーマ(排泄口)が十分に突出することを可能にします。表面プレート囲口部は、ストーマ(排泄口)の周りで1/16〜1/8インチ(訳注:0.15875〜0.3175cm)で寸法を決めるべきです。皮膚と同一平面又は問題のある場所に位置する尿路ストーマ(排泄口)は、尿が面板の下(尿は針穴から漏出することができます。)で漏出することを可能にします。これらのストーマ(排泄口)は、優れた、信頼できる漏れへの耐性がある装具を見つけることを難しくします。

 ストーマ(排泄口)は何の感覚もありませんが、優しく手に触れられる必要があります。それらは、シャワー又は入浴の間にむきだしにされることができるけれども、ごしごしこすってはいけません− 柔らかいタオルによってそっと軽くたたかれるだけです。衝突されるか又は摩擦されるときに、血管部分のストーマ(排泄口)中の小さな毛細血管のいくつかがわずかに出血するかもしれません。出血がかなりあるか、又は数時間続くならば、医師又はET看護師(ストーマ療法看護師 (enterostomal therapy nurse) (人工肛門造設患者などのケアにあたる看護師))に連絡すべきです。色又は一般的な外観、皮殻(かさぶた)又はでこぼこのような目立った変化でもまた遅れることなく治療を必要としています。

 出典が示されているもの以外は、ウェンディ・シェリダンが執筆又は編集したものです。
 このページは、2007年9月16日日曜日に最終修正が行われました。
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ストーマ(排泄口)及び回腸導管(その2)
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原本:2007.10.13 11:04

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