浸潤性膀胱がんの化学療法(その4)
ゲムシタビン(ジェムザール)及びカルボプラチン(GC)対ゲムシタビン(ジェムザール)及びシスプラチン(CP)2007年
無作為化第2相臨床試験結果は、副作用により容易に耐えられるゲムシタビン(ジェムザール)及びカルボプラチン(GC)は、ゲムシタビン(ジェムザール)及びシスプラチン(CP)と同じ効果があったけれども、生存者は若干少ないことを立証しました(15)。
タキソール及びカルボプラチン
1994年に実施された第2相臨床試験は、パクリタキセル(タキソール)が27%の完全な反応率がある尿路上皮の局所転移又は転移性移行上皮がんにおいて効果的であったことを証明しました。腎毒性がないこと、及び腎不全患者へのタキソール投薬能力のため、新しい療法は標準のシスプラチンを基本とした療法よりも潜在的利点をもたらすことができました(6)。パクリタキセルを基本とした併用療法は最近進められ、報告されており、パクリタキセル及びカルボプラチンは効果的であり、進行性がん患者は副作用に耐え得ることが明らかにされています。進行中の協力的集団臨床試験は、化学療法治療歴がない患者、化学療法治療歴がある患者及び不正常腎機能患者においてさらにこの療法の有効性及び毒性を明確にすることに役立つでしょう(7)。
予備的結果は、M−VAC療法後の結果と比較するとパクリタキセル及びカルボプラチンの組合わせが第一選択療法であること、及びより少ない毒性であることを示唆します(8)。
1998年に始動したECOFプロトコルE2895「尿路上皮進行性がんにおけるシスプラチン及びパクリタキセルの第2相臨床試験研究」は、進行性膀胱がん治療のための新世代併用化学療法薬剤の始まりとなることが望まれます(9)。
パクリタキセル、ドセタキセル(タキソテール)、ゲムシタビン(ジェムザール)又はパクリタキセル及びゲムシタビン(ジェムザール)両方と併用されたシスプラチンは、60%から90%までに及ぶ許容できる毒性と反応率があると報告されています(10)。
シスプラチン又はカルボプラチン?
これらの二つの関連薬は、重金属及びプラチナの両方の類似点があります。シスプラチンは腎臓に有毒で、腎臓障害があるならば、投薬されません。それは、最も耐え難い(吐き気、神経毒性及び聴力障害)化学療法薬剤の一つです。
先在の腎臓障害がある患者は注意をしたいであろうけれども、カルボプラチンは腎臓への毒性が低いです。それは多くのプラチナ療法に引き継がれ、シスプラチンとほとんど同じくらい効果的であることが発見されており、多くの療法においてシスプラチンに取り替わり始めています。
出典が示されているもの以外は、ウェンディ・シェリダンが執筆又は編集したものです。
このページは、2008年11月14日金曜日に最終修正が行われました。
This is a tentative Japanese translation of Bladder Cancer WebCafe. http://blcwebcafe.org/chemosused.asp
浸潤性膀胱がんの化学療法(その5)
トップ 5 治療の選択肢
sこのサイトを紹介
w管理者へのメール
452537
原本:2007.09.15 10:55
更新:2009.01.04 07:58
このサイトは、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)の日本語翻訳公開許諾を得て、ガンファイターが作成したものです。
翻訳精度については細心の注意を払っておりますが、その情報の正確性、通用性、完全性について、明示的であれ黙示的であれ、いかなる責任を負うものではなく、保証をするものではないことを御了承ください。また、内容に関する正確な情報を得るためには、必ず原文を御確認ください。