ビタミン及び酸化防止剤(その6)
追加情報
膀胱の移行上皮がん患者の中のグルタチオンペルオキシダーゼ(訳注:人間の肝臓で作られる非常に強い酸化防止作用を持つ物質)、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンC及び過酸化脂質のレベル。O. Yalcin' ;F. Karatas;F.A. Erulas; E. Ozdemir
摘要
目的
赤血球中のグルタチオンペルオキシダーゼ(GSH‐Px)のレベル、酸化防止剤のビタミン(A、E及びC)の血清のレベル並びにセレニウム及び膀胱の移行上皮がん(TCC)の患者のマロンジアルデヒド(MDA)(訳注:代表的な脂質過酸化生成物の一つ)のレベル血中を評価すること。
患者、主題及び方法
研究は、91名の人々(健康管理を受ける23名及び移行上皮がん(TCC)68名)から構成されていました。赤血球中のグルタチオンペルオキシダーゼの活動は、分光測光法、ビタミン及びとマロンジアルデヒド(MDA)の血清レベルを検出する高性能液体クロマトグラフィー(訳注:移動相に液体、固定相には固体を使用するクロマトグラフィーの総称)及びセレニウムの血清レベルを検出する蛍光光度法によって測定されました。
結果
ビタミンA、ビタミンE及びビタミンC並びにセレニウムの血清レベルは、健康管理を受ける人々よりも移行上皮がん患者がかなり低いものでした(P<0.05)。しかしながら、赤血球中のグルタチオンペルオキシダーゼ(GSH‐Px)の活動(P<0.05)及び血清のマロンジアルデヒド(MDA)のレベル(P<0.01)は、健康管理を受ける人々よりも移行上皮がん患者がかなり高いものでした。
結論
健康管理を受ける人々よりも移行上皮がん患者が、活性酸素種のレベルは高く、酸化防止剤のビタミンとセレニウムのレベルは低いものでした。これらの発見は、以前の動物の研究の結果によって、投与するビタミンA、ビタミンE及びビタミンC並びにセレニウムがヒトの膀胱がんを予防し、治療することにおいて有益であるかもしれないことを示唆します。
BJU International, Volume 93: Issue 6 2004 PubMed
出典が示されているもの以外は、ウェンディ・シェリダンが執筆又は編集したものです。
このページは、2007年7月17日火曜日に最終修正が行われました。
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ビタミン及び酸化防止剤(その1)
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原本:2007.08.08 14:07
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